吉野ヶ里を見学後、久留米を過ぎて南南東に走ること約1時間(久留米からです)。今回の北部九州旅行、「装飾古墳」と「阿蘇の温泉」の交差点がここ山鹿でした。夕刻の到着になってしまいましたので翌朝、少し早目にチェックアウトをして町を見て歩きました。
“山鹿千軒たらいなし”と唄われるほど、湯量が豊富な山鹿温泉。その中心が桜湯だというので、「いざ、桜湯へ!」。ところが、日本列島を巻き込んだ「列島改造」の嵐はこの温泉町にも吹き荒れたのでしょうか、個性のない集合ビルを前にちょっとガッカリ。 |
道後温泉を模したという唐破風の入り口 |
でも裏手に回ると、道後温泉を模したという唐破風の入り口が待っていてくれました。薄汚れたビル(ごめんなさい)に唐破風屋根はちょっとミスマッチではありましたが、これを残してくれただけでも山鹿の方達に感謝しなければいけませんね。
その玄関前には飲泉場。写真を撮りながらしばし観察しただけでも、何人もの方がペットボトルや水筒を持って温泉を汲みにきていました。ここのお湯、何に効くのでしょう。聞いてくればよかった。 |