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| 博物館を見学してからこの神殿を目指して丘を登りると、そこは発掘・修復の作業中のアンマン城跡。働いているのは男性ばかりで(女性の姿は見えません)一瞬ギクリとしましたが、ここでも「Welcome」ムードは変わらず、木陰で休んでいた作業員の方達からチャイをご馳走になってしまいました。
ヘラクレス神殿への道を探して城跡を歩き回ったのですが、あれほど特徴的な柱が見当たりません。困り果ててチャイの現場に戻って尋ねると、指差した作業テントの真後ろにこの柱が大きくそびえていました。「なーんだ、ここにあったんだ」。 | 市街を見下ろす丘の上に立つ、ヘラクレス神殿
| 神殿といってもこの柱が残っているだけですが、周囲は有史以前(青銅器時代)からの遺構がゴロゴロ。アンマンの考古学博物館はこの神域の隣、展示品はそう多くはありませんでしたが館員は、「ここはちゃんと見なさいね」とでもいうように右奥の小展示室に案内してくれました。
そこにあったのは「死海文書」。これが本物なのかコピーなのか、不勉強のため真偽の程はわかりませんが、「そういえばこの国は死海にも面しているんだ」と言うことを実感させてくれた展示品でした。 |
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