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| 空港で検討の結果、最初にこの国の首都、城壁に囲まれた旧市街と考古学博物館があると言うニコシアへ行くことにしました。ラルナカからサービスタクシーで40分、宿をとった旧市街も展示品の豊富な博物館も「Very Good!」。初めて食べた名物の焼きチーズ「グリル・ド・ハルミ」も含め、初日をニコシアにしたのは大正解でした。
キプロスを語るのに避けられないのが、トルコとの間の領土争い「キプロス紛争」。ここニコシアの北半分はトルコ軍の占領地で、街の中央にはグリーン・ラインと呼ばれる境界が存在しています。グリーンに塗ったドラム缶が積んであるだけなのですが、付近の廃屋や誇示するように掲げられた国旗を見ると緊張感がはしります。もちろん周辺は撮影禁止です。 | 城壁に囲まれた旧市街への入り口、ファマグスタ門
| このファマグスタ門の内部と城壁の一部は貸し出しホール。ヒンヤリと薄暗い中世の門の内部に入ると・・・、10数台のパソコンが並び現代の若者達が画面に見入っています。翌日からの"パソコン・フェア"の準備中で、「明日くれば手ほどきを受けられる」、と勧めてくれました。中世と現代が上手くマッチしたこんな光景は歴史のある街ならでは、ですね。 |
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