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| 20ドル取られたラゴス空港の待合室で10時間を過ごした時、暇に任せて「マン・ウォッチング」をしていました。目が慣れてくると、ある民族衣装が気になり始めました。和服のようにゆったりとした服で、胸元と背中に配された刺繍がとても美しいのです。「そうだ、ガーナに行ったらあれを買おう!」っと。 | ガーナで始めて作った記念すべき服
| ガーナに来てみると、男性しかあの服を着ていないことがわかりました。イスラムの男性の服だそうでアフリカの民族衣装とはいえないのかもしれませんが、人の動きにつれ変化する布の表情がとっても魅力的で、どうしても「欲しい!」。
町の市場でろうけつ染め風の生地を買い、近所の仕立屋さんに持ち込んで、とうとうあの服を作ってしまいました。胸元の大きな四角形は貼りポケット。何でも入るこの「ドラエモン風」のポケットのおかげで、バックなしでも町を歩けます。
| これは2回目のガーナ旅行時に、前回とは別の少し高級なテーラーで仕立てたもの。ここではまず生地を選び、次に刺繍ブックを見て刺繍のデザインと色を決めました。生地も刺繍もバラエティに富んでいて、迷うこと迷うこと。時間をかけた甲斐あってか、選びに選んだライトグレーの生地は、刺繍の色と上品にマッチしてパーティー着としては最適。 | 2回目のガーナ旅行時に、前回とは別のテーラーで仕立てました
| 本当は知り合いのガーナ人から「男の服だからアフリカでは着ない方がいいよ。」と言われたのですが、「日本で着るから」と仕立てを強行。生地の色(ワインレッドとモスグリーン)と刺繍を変え、結局3着も仕立ててしまいました。 |
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