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アテネ滞在記/1996〜7
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 人間の意識でも食べ物でも「所変われば品変わる」ですが、「うなぎの蒲焼き」で昨年友人達と食べに行った「バカヤロー」という名のギリシア料理を思いだしていました。以下は昨年(1996年5月)の日記です。

 友人達とミコノス島に行った帰り、プラカの行き付けの日本食レストランで、板さんとおしゃべりを楽しみながら夕食を取っていました。食事も終わりに近づいたころ彼が、「皆さん、バカヤローって食べたことありますか?」と一言。

 「エー、ウソでしょう?」
「本当にそんなお料理あるんですか?」

 「本当っすよ。皆さん知らないんですか?」

 しばらくその話しで盛り上がりましたが、我々の誰もが実物を見たことが無いと知ると、板さんはニヤニヤと実態を明かすのを避けてしまいました。「私が話すより、実物を食べたほうが良いでしょう」と言うわけです。お寿司とお茶ですでにお腹は一杯でしたが、なにぶん好奇心旺盛なメンバーが揃っていましたので、板さんに教えられたお店にゾロゾロと出かけてみました。

 「バカヤロー、エナッ?」(バカヤローありますか?の意)
 「エナッ。」(あります)
 待つことしばし、出てきたのは・・・、鱈のフリッターでした。ギリシアでは「タラ」を「バカヤロー」というのだそうです。これ本当の話です。これにスコルダリィヤというニンニクソースをつけ、レツィーナという松脂入りワインと一緒に楽しむというのが「通」(?)だとか。
 これはなかなかいけました。お値段は〆て3600ドラクマ(約1500円)と、4人で楽しんだ割にはお安かった。それにしても、「タベルナ」(食堂)で「バカヤロー」を食べるのですから、ギリシア語って面白いですね。
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