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| 裕次郎記念館のヨットに登る朝日
| 2005年6月、10時半に新潟港を離れた日本海フェリーは翌朝4時半、未明の小樽に入港。初夏の朝は早く、小樽の町に出る頃にはもう太陽が顔をのぞかせていました。そこは丁度"石原裕次郎記念館"の横。ヨットのマストに昇る朝日を、裕ちゃんからの祝福のメッセージと勝手に受け取り、2週間のロングランのスタートを切りました。
| ♪〜ゴメがなくからニシンがくると・・・、と北原ミレイがそのドスの効いた声でドラマチックに歌い上げた「石狩挽歌」。他の流行歌にないメッセージ性と、その迫力あるメロディーは今聞いても新鮮で、大好きな曲の一つになっています。後にTVドラマ「兄弟」で歌詞の背景になかにし礼氏の原風景があると知り、直ぐに小説も買って読んだぐらいです。その舞台を"増毛海岸"と記憶していたので、情報収集のため町役場に立ち寄ってみることにしました。 | 増毛に向かう海岸線
| ところが、ところがです。「さあ?」「その小説は知りませんね」「"駅・ステーション"のロケ場所なら判りますが、"石狩挽歌"・・・ですか?この町にはその歌碑はないんじゃないかな」と何とも心細い返事。観光を業とする観光課で聞いたのに、ですよ。歌碑や文学碑がないのは兎も角、どなたかせめてあの歌ぐらい知っていて欲しかった。何かで『増毛の朱文別』と見たような気がするのですが、私の勘違いだったのでしょうか?役場の皆様、アンテナは四方に張り巡らせ、観光客に教えられるようしっかりお勉強しておいて下さい!
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