鳴門と「第九」 |
| 1914年8月、当時同盟を結んでいたイギリスの要請に応え、日本はドイツに宣戦布告。当時ドイツの支配下にあった、中国山東省のチンタオ(青島)を攻め勝利した。
ここ鳴門の板東には、チンタオで戦った約1000名のドイツ兵俘虜が収容された「板東俘虜収容所」がありました。所長松江豊寿の人道的な運営で、収容所内は自由で活発な文化、及び経済活動が行われていたそうです。 | 俘虜達の生活ぶり、「第九」初演のいきさつ等が見られます
| 日本で始めて「第九」が演奏されたのも、そのドイツ人俘虜によってです。その「板東俘虜収容所」2年10ヶ月の歩みを知りたいならここドイツ館。
かつての収容所近くに建てられたこのドイツ館、一番札所霊山寺にも程近く、周辺にはドイツ橋・ばんどうの鐘・慰霊碑などがあります。それらをつなぐように四国のみちが結んでいて、半日観光に適しています。鳴門駅からはタクシーで20分、約3,000円でした。
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