1992年 1996年 |
| 「温泉に行きたい」と言うと「行こう、行こう」てな調子で、お母さん・ネルミン・近所のメタップと4人、お父さんの車で郊外の温泉まで送ってもらいました。体育館のような大風呂もあったのですが、私に気を使ってくれたのか入ったのは鍵付き個室でした。
風呂といっても浴槽につかるわけではないので、下着(風呂用の黒のデカパンといったもの)は着けたままです。裸になると、私がやせていると三人に大笑いされましたが、こちらは日本の普通サイズ。彼女たちが前述の生活の結果、「トド」のような体型になっただけの話だと思うんですよ。
| さっぱりして外に出ると、太鼓の音と歓声が大風呂の方から聞こえてきます。「何だろう?」と入ってみると・・・、これも「アッ!」でしたね。広い脱衣所は湯上がりの女性でギッシリで、まるで映画で見たハーレム。外まで聞こえていたのは、太鼓に合わせて中央で踊っている人を囃し立てている声だったのです。
「なんて上手に首とお尻を動かせるんだろう」と、次々に変わる踊り手を見ているうちに誰かが私に気がついて、とうとう人垣の真ん中に引っ張り出されてしまいました。数人が「こうやるのよ」とでも言いたげに回りで踊ってくれますが、あれは難しいんですよ。出来ても出来なくとも皆に大笑いされて、せっかく風呂に入ったのに冷や汗をびっしょりかいてしまいました。でも、楽しかった。 |
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