中西部 南部 済州島 東南部 北部 ソウル周辺 |
| 翌朝7時半に宿を出ると外はまだ暗く、しとしとと冷たい雨まで降りはじめていました。公州行きは1日54便あり料金は3,400ウォン、所要時間は約1時間です。
公州市外バスターミナルは市街地側ではなく、白馬江(錦江)の対岸にあるため、博物館や武寧王陵に行くには路線バスかタクシーを利用することになります。歩道橋を渡って、市内バス乗り場まで行ってみたのですが、雨足も強くなってきたのでUターン、この日はタクシーに乗ることにしました(博物館まで4,400ウォン)。 | 国立公州博物館
| この博物館の前身は、1934年発足の「公州古跡保存会」。1975年、国立公州博物館に昇格。2004年5月に新築開館されたという、まだ出来たてホヤホヤの博物館です。目玉は何と言っても、武寧王陵から出土した遺物。
案内に『19571年に発掘・調査された武寧王陵の遺物108種2,906点と他の公州地域からの出土品500点余りが展示されています』と書かれていることからも、武寧王遺物の比重の大きさが判りますね。
| 第一室は照明が抑えられ、まずは王陵を守る石の聖獣が見学者を迎えます。この聖獣、スポットライトの当て方かちょっと不気味にも思えましたが、どう見ても大きな「ブタの貯金箱」。この子が良くぞ今まで盗掘から、王と王妃を守ってくれたと褒めてあげたくなりました。 | 石獣に守られた、武寧王墓の模型展示 左の棺は、日本でしか自生しない高野槙製
| 次のコーナーは、墓室の実物大模型。聖獣君は棺を背にして、闖入者を威嚇するかのように入り口に向って立っています。この時は大して考えもせずに見ていたのですが、後で武寧王陵の模型館に行って日本語の解説を読み、初めてそれぞれの意味が判って来ました。
左の棺は日本の高野山にしか自生しない高野槙製で、聖獣の前に置いてある2枚の四角い石が、閃緑岩に彫られた「墓誌」。その上に乗せられているのが、地神から墳墓用の土地を購入した証のお金です。 |
|
|
|
|
|
|
このページについての紹介やリンクの設定は事前の承諾なしに自由に行なえます。紹介やリンク以外での文章や画像の商用利用につきましては、別途ご相談ください。
Copyright © 1996-2011. All rights reserved by Yoshiko OKONOGI
|
|
これは便利!!! ネット通販一括検索
amazon.co.jpのお得なDVD
楽天のおすすめ
私も使ってます
|