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 館内に入ると、白ウサギの串刺しや鹿の頭の剥製がまず目に飛び込んできます。ちょっとひるんでいると係りの方が「大和勢力に敗れた出雲の建御名方命(たけみなかたのみこと)が」と解説を始めました。開口一番"建御名方命"の名が出てきたこの話「彼が諏訪に侵入してきた時、洩矢(もりや)の神を長とするこの地の人々は・・・」と続きます。

 諏訪大社上社の年中神事は、全国の社寺の中でも75回と超一級。「一週間に一回以上の割で神事があるのですからその多さが分かるでしょう」と言う、その筆頭に挙げられるのが御頭祭。最初驚いたのはこの復元展示の前でした。
御頭(おんとう)祭復元展示
御頭(おんとう)祭復元展示
 手前から、白うさぎと動物の皮の串刺し、中:脳みそ和えに「耳裂け鹿」、奥に鹿の頭の剥製と御贄柱、という構成です。明治初期まで綿々と続いていたというこの神事、「本来ならシカの頭75頭分を供え、その後肉は分配されたのですが今はそうもできなくて・・・・。動物保護団体のことも考慮して頭数は減らし、一部はイノシシにかえてあります」。

 「神事も75回、供え物のシカも75頭分。75という数字には何か意味があったのでしょうが、一子相伝で伝えられてきた数々の秘法や系譜は、明治5年の世襲神官の廃止で永遠に失われてしまいました」と残念そうに言葉が続きます。
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