深浦のうたごえ 青森の秘湯巡り 花巻(宮沢賢治) 東北の秘湯 |
| 相変わらずここは混んでいて駐車場は満杯状態ですが、それが何故だかとてもうれしい。昨年来て様子は判っていますから、ゴザを抱えて早速岩盤浴へと出かけました。「居る。いる」、もうもうと蒸気が上がる自然研究路の脇、あちこちにある噴気口の回り、皆さん思い思いの場所で横になっています。そして露天風呂奥に見えるテント周辺には、順番待ちがてらの人の輪。この温泉が好きなのは泉質・環境・岩盤浴の他に、ここで療養している人たちの明るさがあります。
「あなたどこが悪いの?」テントの中で大浴場で、新参者にはこんな声がかけられます。その返事は「肺」「胸」「リューマチ」「事故の後遺症」「医者に見放された」と様々ですが、答えはいつも「大丈夫。ここに居れば治っちゃうわよ」。この笑い飛ばすような明るさも、湯治薬の一つかもしれませんね。 | 玉川温泉 : 露天風呂と有名な岩盤浴テント
| 医療の神様と言われるアスクレピオン遺跡に、患者が中に入ると「あなたはきっと良くなる」という声が聞こえる、という施設跡がありました。自然治癒力を高める一種の心理療法ということですが、ここ玉川温泉も「湯治している一人一人の方が無意識にその役割を担っている」のだという気がするのです。
昨年新築なった大浴場は、1年で古色蒼然とした良い色合いが出ていました。殺菌効果が高いという強酸性の源泉、50%と100%、2つの浴槽をメインに、白濁した露天湯(上の写真)・蒸気サウナ・寝湯・箱蒸し・打たせ湯などが並んでいます。特に気に入っているのは浸頭湯。うすくお湯が張られた木の浴槽に寝て、樋状のお湯の流れに頭を浸すものですが、トロトロとまどろみ気分になってとっても気持ち良いのです。 | テレビで何度か紹介され、全国区になったこの温泉は人気が高く、満室のことが多いのです。だって湯治に来た方は、「帰るとき翌年の予約を入れて帰る」と言うのですから無理もありませんが、近隣の温泉に泊ってここに通う、という手もありますから直ぐに諦めないで下さいね。岩盤浴は無料ですし大浴場は600円で入れますから、まずは日帰りで様子をご覧下さい。
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