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| 「昔ここに住んでいたのかも!?」と一瞬息を飲む。そんな気持ちを味わいたくて東奔西走した、世界あちらこちらをご案内します。 - 2008年11月23日更新 - | 世界の遺跡:チチェン・イツァ(メキシコ)
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2008年11月23日 : 福島の帰りに、土浦の友人宅に寄ることになりました。郡山から常磐道に入れば簡単ですが、それでは面白くないし通行料も高そうです。地図を眺めていて目に留まったのは、須賀川から水戸方面に抜ける国道118号線で、こちらを通ってみること決めました。
この道路にしたのは、途中に日本三大瀑布の一つ「袋田の滝」があったからです。ちなみに日本三大瀑布とは、こちらの滝と、那智の滝(和歌山)、華厳の滝(栃木)を指しますが、袋田の滝だけまだ見ていなかったのです。 | 従来の観瀑台から見る迫力ある袋田の滝
| 紅葉シーズンとあって、無料の町営駐車場(滝まで1km)は満車で、滝に近い民間駐車場(500円)に車を入れました。観瀑台への通路はトンネルになっていて、券売場はその入り口にあります。観光客が集中したためかパンフレットが品切れで、仕方なく昔(新観瀑台が出来る以前)の物をもらってきました。
以下そのパンフレットの説明の要約です。『袋田の滝は日本三名瀑の一つであり、高さ120mで幅は73m。4段に落下することから「四度の滝」とも呼ばれている』。
| 全長267mのトンネルに入ると職員が、「従来の観瀑台へ行く方は右側を直進、新観瀑台へ行く方は左の列に並んで下さい」とメガホンを持って叫んでいます。2008年9月に完成した展望台へは階段がなく、エレベーターでしか行けないんだそうです。そのエレベーター待ちが何と「40分待ち!」。
見学後にお昼を食べ、明るいうちに友人宅に着くようにしたかったのですが、40分のロスタイムがあってはとても無理。上からの眺めを見ないで帰るのもシャクなので、お昼を諦めて最後尾につきました。この行列、寒くて暗いトンネルの中、と言うのが辛い所。「暇だから携帯のメールでも」と思っても、電波が届かないのでひたすら待つのみだったのです。 | 51m上部の、新観瀑台からは滝の全景が見渡せます
| 体も冷え切った、40分後に見た景色がこちら。下からは見えなかった最上段の滝が、この展望テラスからはしっかり見えています。ただ思ったより滝から離れているので、個人的には間近で見られる下の観瀑台の方が気に入りました。
とは言っても、豪快に流れ落ちる滝はどちらの展望台からでも見ていて飽きず、西行法師が『真の風趣を味わうには四季に一度ずつ来てみなければ』と語ったように、季節を変えてもう一度来て見たい、と思わせてくれた場所でした。
あなたはどちらの眺めがお好きでしょうか。これからの季節、氷瀑も素晴らしいそうですよ。 |
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