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 二風谷地区には、前述の二風谷アイヌ文化博物館、沙流川歴史館だけでなく、萱野茂氏個人のコレクションを公開した二風谷アイヌ資料館もあり、平取アイヌを知るためのメッカになっています。文化博物館前の国道237号線を横切り、坂を登って行きます。と・・・、ありました、ありました。どなたかのHPで見た、「あなたの家からここまで来るのに10万円。入場料は400円」の看板が。この看板を見たらやはり、「入ろうかな」と言う気持ちになりますよね。
これが例の看板です
これが例の看板です
 『この建物は、アイヌ民族民具を展示する二風谷アイヌ文化資料館として1972年に開館。手狭になったのを契機に展示品の大部分を平取町に寄贈しました。現在本館はアイヌ民族民具、世界の先住民族民具資料、3,000点を展示してあります。本館内での写真撮影は自由。民具のこと、アイヌ語のこと、アイヌ音声資料のこと、何なりとお問い合わせ下さい。館長在宅の場合は早速お役に立つようにします。 館長 萱野 茂』
萱野茂・二風谷アイヌ資料館
萱野茂・二風谷アイヌ資料館
建物の上には、鬼瓦ならぬ熊の頭が乗っています
アイヌ語 : アイヌ民族固有の言葉ですが、明治以降アイヌ語を使うことが禁じられ、現在では伝統行事や祭事などの場を除いて、日常生活でアイヌ語を使うことはほとんどありません。もし、民族の言葉が失われるようなことがあれば、それはその民族の文化と心を失うことになります。そのため、アイヌ語を守り、広げていく努力がアイヌの人たちの間で続けられています。

 「アイヌ民族を理解するために」 より抜粋
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