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 洞窟全体に大小様々、多種多様な彫刻があるフゴッペ洞窟を見てきたばかりだったので、高さ1m、幅3mほどの範囲に人物像が刻まれた岩肌を見て、一瞬「エッ、これだけ?」と思ってしまいました。でもこちらはフゴッペより、「近くで見られ、数が少なく、線が太く、集中している」ため、判別はずっと容易です。見慣れてくると確かに、角のある人物像など両者に共通したものを感じますね。
小樽手宮洞窟
人物像を主体に約35体 : これは刻画手前に置かれた参照の模写です
 角を持つ人は、北東アジアに広く見られたシャーマン(超自然的な世界と日常世界の間を行き来し、直接、神や精霊に触れることが出来る人)の表現、と考えられているそうです。動物に仮装したり杖を持ったりするそのアニミズム的な姿は、網走の北方民族博物館で見た、"世界のシャーマン達"を連想させるものでした。

 精霊たちとの接点は、つい最近まであったはずです。それは、無くしてはいけない世界だったのではないでしょうか?

8日目 : 小樽〜余市〜小樽〜札幌(泊)。走行距離は84km。
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