壱岐対馬 装飾古墳 奴国の丘 阿蘇山麓の温泉 |
| 宿の予約が遅かったので、生憎と部屋は西の山側でした。翌朝、朝日が見える場所がないかと館内をウロウロしていると、前の部屋が開け放たれ旅支度を整えた女性達が出てきたではありませんか。恥も外聞もなく「すみません、朝日を撮らせてください」とお願いすると、「私達はもう出ますからどうぞ」と快い返事。 | 上対馬荘から見た朝日
| 急いで部屋に飛び込んで、シャッターを押したのがこの写真。本当は数分前のが欲しかったのですが、贅沢は言えません。ここでも、「ありがとうございます!」
| 野生動物保護センターは10時からなので、直行すると早すぎます。パンフレットに載っていた鳴滝に行こうかとフロントで道を尋ねると、「車を置いてかなり歩きますし、水量が少ないので余りお勧めできません。紅葉がきれいですから、紅葉街道を通って琴(きん)の大銀杏を見に行ったら」とのアドバイス。 | 船志川沿いは対馬の紅葉の名所、別名「紅葉街道」 (クリックして下さい)
| 「対馬で紅葉?」と思いましたが、百聞は一見にしかず、兎に角行って見ましょう。比田勝支所を通過してすぐ382号線と別れ、39号線を南下して琴へと向かいます。船志港を越えてしばらくすると、船志川に沿った杉木立の中の薄暗い道となりました。「エッ、ここが紅葉街道?杉街道の間違いじゃないかしら」。
怪訝な気持ちで走っていくと、前方が明るくなり杉林が途切れました。ここからが紅葉街道の始まりで、数キロに渡り川沿いの遊歩道が整備され、駐車場も何ヶ所か設けられています。本土の紅葉の名所はどこも人で賑わうのに、ここでは一人占め。なんだか申し訳ないような気分でした。
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