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 「昔ここに住んでいたのかも!?」と一瞬息を飲む。そんな気持ちを味わいたくて東奔西走した、世界あちらこちらをご案内します。 - 2006年01月06日更新 -
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2006年01月06日(プノンペン便り) : 「早朝スタート」のクメール式結婚式に招待されました。でも総勢6人の我ら日本人組は「7時までに来れば良い」と大目に見てもらい、6時半待ち合わせで友人の家に向かいました。着いてビックリ静かな新興住宅街の路地には、手に手にプレゼントを持った着飾った人の列。ドラの音が聞こえたので前へと急ぐと、新郎を先頭に据えた行列がドラや弦楽器に先導されてちょうど動き始めるところでした。

 彼らは新居の前に設けられた結婚式用テントまで行進し、そこで新婦とご対面。簡単な出迎えの儀式の後、式が行われる家に入っていきました。お祝いの品は部屋の中にきれいに飾り付けられ、参列者はテントの中でお粥や果物を振舞われます。それから11時まで、途中で写真撮影を交えながら式は延々と続くそうですが、私達は指輪交換まで見届けて退出しました。
クメール(カンボジア)スタイルの結婚式
クメール(カンボジア)スタイルの結婚式
(クリックすると花嫁花婿の画像になります)
 披露宴は場所を変えて午後4時半から。こちらでは日本のように全員一斉に食事を始めるわけではなく、集まったテーブル順に給仕される方式です。ほとんどの客が出揃う7時半ごろ、入り口で挨拶していた新郎新婦がウェディングドレス姿で入場しケーキカット。地方のことはわかりませんが、午前中の儀式は伝統的なクメールスタイル、夜のパーティは西洋スタイル、が都市部での結婚式の主流のようですね。

 食後は「誰でも参加可」のダンスへと移行します。ステップさえ覚えればこれは結構楽しいアトラクション。でも問題は、食事中も絶えず流されるステージ音楽。隣の人との会話も出来ない音量なんて、これはまるで拷問です。頭がガンガンしてきて長居は出来ませんでした。カンボジアは好きですが、この結婚式の音楽だけは何とかしてもらいたいものです(耐え難い!)。

 話し変わって、新ページ追加のお知らせです。プノンペンにまで資料を持ち込み作成していた「対馬編」がやっと仕上がりました。表記が様々存在する神様のお名前や相互関係、始めて見たツシマヤマネコの生態や問題点などなど、難しい所が多かったのですが、判らないことは判らないなりに正直にまとめてみました。可愛いネコちゃんの姿、見て下さいね。
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